報告者 : 山口 博 | |||
山 名 | 御在所岳 | 山行名 | 例会 |
ルート |
トンネル西口P−中道登山道―負ばれ岩―地蔵岩-朝陽台―分岐―リフト駅―御在所岳山頂−(往復) |
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山行日 | 平成23年7月10日 | 天候 | |
参加者 | CL : 山口 SL : 内匠 男性 : 赤松 石田 上角 梅沢 岡部 小川 金本 北村 佐々木 園上 津田 中廣 中村 西川 樋口 広瀬 守口 山下 柴垣 (20名) 女性 : 新居 上杉 岡本 河合 加藤 河野 染矢 長野 浜北 姫嶋 藤富 堀尾 山田 吉野 吉津 (16名) 合計 : 36名 |
ルート概略図とコースタイム | |||
山行報告 | |||
御在所岳での夏山のトレーニングは私がリーダーをして今年で4回目に成ります。 ここはキレットなども有り岩場の登山道は夏山のトレーニングの最適の場所で、又登山後に温泉に入れるのも楽しみの一つです。 第1回目は2007年で2回目は2008年と何れも国見尾根を下り、裏道に下山しました。 3回目は2009年で裏道が土砂崩れで通行止め、湯の山温泉から中道を往復しました。 今回は初めての方や参加人数も多くて下山に時間が掛かると思い中道の往復にしました。 週間予報では雨マークが出て心配しましたが、急に梅雨が明けて晴れて一安心でした。 マイクロバスを予定していましたが、締め切りを過ぎて参加者が30名を超えて急遽大型バスに切り替えました。36名の参加が有り担当としては嬉しい悲鳴です。 出発時間が早いので、各集合地を回り裏道登山口駐車場には予定の時間9時前に到着しました。御在所岳は登山者に人気が有り、駐車場は満車で道の両肩まで車が並んでいる。 大型バスに切り替えたので事前に四日市西警察に道路状況を確認しましたが、駐車場には満車で多分車は止められないが大型の通行には問題は有りませんとの返事であったが、バスのUタウンの場所にも車が駐車していてバスが転回出来ない。転回する場所を探してヤット中道登山道の駐車場で転回する事が出来ました。 中道登山口に9時20分に到着し3班に分かれて出発しました。この時期の登山は熱中症が心配でこまめに水分補給をする様に話しました。 樹林帯ですが風が無く蒸し暑く、負ばれ岩を過ぎた所で暑さの為Aさんの気分が悪くなり、私とC班の山田さんに残って貰い、氷を貰って頭を冷やして暫らく休んでいました。 気分が良くなったので6合目まで歩きましたが、登頂を諦めてここで昼食にしました。 御在所岳は流石に人気の山で下山者も多くてキレットも有りコースタイムより時間が掛かり、B班が山頂に12時15分に到着しました。 私は昼食後に朝陽台分岐まで登り、下山の各班と合流して最後尾で下山しました。 A班は14時55分に登山口に下山し、最後尾のB班は15時30分に下山しました。 バスで入浴場所の希望莊に15時50分に到着しました。 希望莊の駐車場はこれまでと変わって上の方にあり入浴にはゴンドラに乗って下りる。 3日前に開通したとかで、入浴場までに時間が掛かり出発も20分遅らせました。 帰りは新名神から帰りましたので順調に帰る事が出来ました。 今回36名と参加者が多くて3班に分けて行動しましたが、先頭のA班と最終のB班が30分も離れてしまいました。班が離れない様に出発前に指示しましたが班長に徹底出来ていませんでした。指示が徹底出来ませんでしたのはCLとしては反省です。万一事故などの場合を想定して山行は纏まって行動すべきでした。 |
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感想文 | |||
岡本綾子 | |||
夏山トレーニング御在所岳に登って 山友会に入会して始めての山行で、感想文の大役を引き受けてしまいました。 「かんなび」の山行報告、感想文を読むたび、皆様の文章力に感嘆しております。 気負ってもボロが出ると思いますので、私なりの感想文でお許し下さい。 御在所岳は、2,3度ロープウェイで上った事があります。 お話を聞いていると何度も登られている方が多く、さすが山友会諸先輩方はすごい! この急な山が登れるものなんだと、御在所岳を見上げてつくづく思いました。 天気予報は、日々変化していましたが、暑そうな夏山トレーニング登山当日です。 人数の関係で大型バスで向かう事になり、席に余裕がある快適なバス行きでした。 中道登山口手前でバスを降りましたが、バスがUターンできないというトラブルがあり、軽自動車も持て余している私には、どれくらいの空間があればUターンできるのかが理解不能でした。トンネルを越えた場所で無事Uターンする事が出来、一安心で登山開始です。 ネットでルートの写真を見ましたが、イメージ以上に最初から岩場が続きここを上がるの、下りるのと目が・(テン)という場所が多くありました。しかし負ばれ石、地蔵岩やキレットなど変化に富むルートは、意外にも楽しく私のお気に入りの山行になりました。 登山を始めて最初に見えてくる奇岩の負ばれ石は、一つの岩にもう一つの岩が覆い被さって斜めの状態で静止しています。微妙なバランスが実に見事です。 そこから、また岩場を登って行くと次に地蔵岩が見えてきます。三つの大岩の上に四角い石が載っていて、これも絶妙なバランスを保っています。 どなたかが朝青龍が500万円で載せたと言っておられました。 登山中は、ガスが発生し視界が悪く残念でしたが、下山を始めると眺望がよくなり、鎌ケ岳がきれいに見えました。 頂上では、蝉の声ととんぼの大群で夏と秋を一度に感じる事ができました。1粒で2度おいしいです・・・か? 岩登りが楽しいという声はよく聞きますが、私もその気持ちがわかりました。 もちろん、レベルは、これくらいで・・・。 |
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